三谷さんの新選組!が、他の新選組関連のドラマと違うところ。
それは、全編の約半分が江戸から京にかけてというところでしょう。
新選組というと池田屋以降か、古くても壬生浪士組からが多いです。
芹沢鴨はちょっとだけでて、すぐに殺される感じです。
江戸の頃を描くことで、あとのストーリーにもふくみがありますね。
例えば、山岡鉄太郎。
幕臣でありながら、虎尾の会のメンバーでした。
清河八郎との企みが、後の新選組を生むわけです。
維新の頃には、勝海舟に仕えていました、山岡鉄舟です。
ここで幕臣となった土方歳三と再会するわけです。
他にも伊東甲子太郎や斉藤一など、京都合流組が江戸で登場します。
この辺りが斬新な脚本だと思います。